‘読んだ本’ カテゴリーのアーカイブ

ニーチェという高い山に挑む

2010年5月31日 月曜日

本来、私は「分かりやすい本」が大好きである。

勝間和代さんのような具体的な文体の方が、頭にすんなり入ってきて、ストレスが無いからだ。

逆に、赤木が時々買ってくるのだが、抽象的だったり、観念的だったりする書籍は、大の苦手。また、その手の書籍は分厚いことも多く、それだけでゲンナリしていた。

そんな私が、である。
こともあろうか、最近「哲学」に興味持っている。

そう、「鉄子」ならぬ、「哲子」なのぉ~ ← アミーゴ造語

哲学は面白いっ。
なーんせ、自分たちが当たり前と思っていたことに、当たり前すぎて考えもしなかったことに、「それって、ほんまなん?」って突っ込みが入れていく、ってのが私のイメージである。

とはいえ、いきなり大本営に突っ込んでいくのは、あまりに恐れ多かった。
まずは入門書からお近づきになってみた。

史上最強の哲学入門 (SUN MAGAZINE MOOK)
これならわかる! 哲学入門

史上最強の哲学入門 (SUN MAGAZINE MOOK)これならわかる! 哲学入門

この2冊は、読みやすく、なかなかオススメ。

かつてのベストセラー小説「ソフィーの世界」も読破。
ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙

これも、オススメ。

「世界一分かりやすい哲学の授業」と帯に書かれていたが、それでもある程度は素地がないと理解しにくいと思う。

このように、しばらくは、哲学の周りをうろちょろしてみたが・・・

入門書は良くも悪くも、どうしても、その著者のフィルターが入ってしまう。
理解できなくてもいい、自分が直接、哲学者とコンタクト取ってみたいという欲求に贖えず、ついに、本丸へと挑戦した。

天才哲学者ニーチェの著書・翻訳本
ツァラトゥストラはこう言った 上 岩波文庫 青 639-2

ツァラトゥストラはこう言った 上 岩波文庫 青 639-2


これは小説風に書かれたものなので、よちよち歩きの哲子には良いかなぁとチョイス。
今、上巻を読了したところだ。

そして、一言・・・分からないっ。

そびえ立つ山は、やはり私には高すぎた。

「ツァラトゥストラはかく語りき」は、他にも多数の出版社から、翻訳本が出ている。
この岩波文庫版は、出来るだけ分かりやすく伝えることに、翻訳者は腐心したようだ。

平易な言葉を用いているにも関わらず、そのコンテキストというか・・・何が言いたいのかが理解し辛い。ページがなかなか進まない。

ただ、それまでにも入門書でニーチェ予習したので、「恐らく、こういうコトを言ってるのかなぁ~」と、推測出来る箇所はいくつもあった。

それでも、理解度は5~10%くらいのような気がする。

しかし、ここでひるむ訳にはいかない。
ページ数がさらに多い下巻へと、山に向かう心づもりでいる。

無事に下山できた暁のため、ちゃーんと「ツァラトゥストラはかく語りき」の要約本も用意した。ニーチェ 運命を味方にする力

ニーチェ 運命を味方にする力 (PHP文庫)

(最近ニーチェは流行ってるのか、本屋で関連本が山積みになっている)

まぁ、要約本を読んでも、現地点の理解力では、ニーチェ思想の全容を上澄みをかするくらいかな。

それでもいい。
今回の読書は、圧縮ファイルのまま、脳へとインストールするようなものだ

私の顕在意識は「さっぱり分かりません」とお手上げかもしれないが、潜在意識は恐らく違う。

インストールしておけば、いつか自然と、私の思想の中に自然と溶け込んでくるかもしれない。再読すると、より理解が深まるかもしれない。

いつか、ニーチェと対話できる日を楽しみにしておこうっと

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金運の咲かせ方

2010年5月1日 土曜日

金運の咲かせ方

友人のざむ姫が、「金運の咲かせ方」という著書を、めでたく出版した。

数年来の友人であり、妹のような存在でもある彼女の念願がかなって、私も本当に嬉しい。

ざむ姫、何ていうのか「カワイイっ!!」という言葉がぴったりの女性。
それでいて、包み込むように優しく、感性豊かで、時にはスルドイのが彼女の持ち味。

さて、その彼女の著書を早速読んでみた。
ページをめくりながら、自分が持つ「お金」というものに対して、どう捉えていたかを改めて考えてみた。

私は、さほど買い物が好きという訳ではない。

しかし、誰しも経験があると思うが、例えば電化用品なんかは、壊れる時期が重なることが多い。で、いつもの自分以上に財布からお金が飛んでいく訳だが・・・

そりゃ、買った当初は新しい製品へのワクワク感もあり、アドレナリンが若干でる。
が、そんな高揚感はすぐにさめて、どことなく後ろめたさが忍び寄ってくる。

「あぁ・・・使いすぎたかなぁ」

別にカードを使いすぎたっていう訳でないし、罪悪感を感じるのもバカバカしい。
頭では分かるけど、それがにじみ出てしまうんだよね。

この気持ちは、どこから来るのだろうか・・・

ざむ姫の「金運の咲かせ方」では、スパッと指摘してる。

その指摘に、私は大きく頷いた。

私にとっては、母親だろう。
つまり、自分の両親が、お金とどう向き合ったが、自分とお金の関係に影響を及ぼしているということだ。

戦後に子供時代を過ごした私の母親には、ある言葉を日々、念仏のように唱えていた。

「もったいない」

  • ごはんを残すとき
  • 景品で使わないものを捨てようとするとき
  • 外食で高いメニューを注文しようとしたとき
必ず、この決まり文句が出てくる。

「そうか、無駄遣いは”悪”なのか・・」
気がつけば、そんな思いが自然に身についた。

この「もったいない精神」は、私のDNAに染み込んでいる。

高くてカッコイイ服を買うよりも、手頃な価格で長く着れそうな服が手に入った時の方が嬉しいし、買う予定のものが、家にあるもので間に合うと知ったときに、ブワーンとアドレナリンが放出される。

また、お金持ちを見る目にも、それは現れている。

愛用ジェット機で外国の別荘に行くお金持ちよりも、「毎日、電車で通勤してますよ」と堅実な暮らしを買えないお金持ちにほっとするというか、シンパシーを感じる。
(なので、少し前に流行った BOBOSはいいなぁと思う)

このもったいない志向、決してイヤではない。
むしろ、親からのギフトだなぁと、今では思っている。


こんな私だから、ハメを外した浪費ぶりを発揮する方が難しい。
(以前の中村うさぎさんって、ある意味、すごいと思う。
全く違う人種なので、腹が立つどころか、へぇぇーっと関心することしかり)

たまに使いすぎたときくらい、優しく見守ってあげる余裕があってもイイかもね。

PS ざむ姫さんの出版記念キャンペーンは、売り切れ続出につき
当初の予定から延期して、2010年5月5日まで開催しているそうです。

詳しくはこちら

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君を幸せにする会社とは?

2009年9月1日 火曜日

今度、赤木が一緒にセミナーをやる 天野 敦之さんと電話でお話させて頂いた。
もともと、このコラボセミナーは、赤木のツルの一声で開催することになった。

 「今度、天野さんと一緒にセミナーやるよ!」

おいおい。一応、当社は合議制ってことになってるんだけど・・・福社長へのきちんとした説明もなく、話はどんどん進んでいく。

そうなのだ。わが社の社長は時折、超ワンマンで突っ走る
やれやれと思いつつ、一応、私もどんなお考えの方かを知っておきたくて、天野さんの著書を手に取ってみた。

君を幸せにする会社みんなが幸せになる「お金」と「経済」の話

読み進めていくうちに、赤木がコラボしたくなる理由が分かった。
本だけでは飽き足らず、直接お話させて頂きたくなったので、無理に時間を作っていただいた。

30分ほどあまりだったけど、天野さんが持つ「人を大切にする思い」は充分伝わってくる。
天野さんの会社にコンサルティングを依頼される企業も、最初は数字から入ってくるとのこと。要は、利益が減った、売り上げが下がった、どうしたらいいか、など。

天野さんは公認会計士でもあるので、まずは数字で対処できるところから取り組んでいく。

しかし、大抵の問題は別のところに潜んでいるらしい。

一言でいうと、ヒトに関わることなのだが。
しかも、それをうすうす感じておられる経営者は多い。
分かってはいるけど、ヒトのことより、経営者の自分はまず数字を、と行ってしまう。

しかし、それでは根本的な解決にならない。
 ヒトの問題と、売り上げや利益減少とどう関わっているのか。
 何から手をつけていけば、数字というフィードバックに表れるのか。


詳しくはコラボセミナーにて、天野さん本人に語っていただくが、うすうす感じていた問題の本質に、経営者がはっきりと自覚することがまずは大事。

気づけば、早いのだ。

中小企業はなおのことだろうが、やはり経営者が変わると、現場が社員が劇的に変わるのね。

そっと受話器を置いた。窓際に目をやると、青空が広がっている。
このコラボセミナーを、何か象徴するかのように。

「自分は一体、何のために働いているのか?」
その問いに触れてはいけない・・・心を押し殺し、通勤列車に揺られていたOL時代の自分を思い出す。

  何かが変わるかもしれない。

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