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ワールドカフェは、現在の縮図

2010年2月19日 金曜日

2/17に、ファインネットワールド共催という形で、子育てについて語り合うワールドカフェを昨日開催した。平日昼間、しかもワールドカフェは関西であまり知られていないのに、15名前後の参加者に来ていただけた。

今回は共催という立場だったものの、実際はいち参加者としてグループに入った。
私がワールドカフェを体験するのは、今回で2回目である。

主催者としての感想はまた別のところにあるが、いち参加者としての感想は、2回ともほぼ同じだった。

今回は、参加者という視点から得た気づきと、私が感じたワールドカフェに秘められた可能性について話す。

・・とその前に、ワールドカフェとは何か?ということから、ごくごく大雑把に説明しよう。
(あくまでも、私が体験したワールドカフェについての説明である)


あるテーマについて、4人一組で話しあう。その後、メンバーを入れ変えて、語り合う。これを3~4回繰り返す。

メンバーを変えることによって、同じテーマに対する様々な視点や気づきを得ることが出来るのだ。

で、全体のファシリテーターが一人いる。ファシリテーターの役割は、ただただ場を見守るだけで、グループで何が起きようと、基本的には介入しないのがスタンスである。


で、そんなワールドカフェを受けてみて、どうだったか。

子育てについて語り、色々な人の意見を聞くことにより、自分の囚われに気づくことが出来たのが嬉しかった。

アンケートでも、同じように気づきを得たり、子供への愛情を再認識できたという意見を頂けた。

ワールドカフェは、テーマに対する答えを教える場ではない。また、決まった答えや結論が出るというものでもない。

非常に自主性を重んじているので、参加者一人ひとり、得たものや感じたものがかなり違ってくる。

で、ここがミソなのだ。

普通のセミナーなら、あるテーマ、今回なら子育てに対する講師ならではの考え方や答えがあり、それを受講生に持って帰ってもらうことを目的とする。

セミナー中に、参加者同士の話し合いが持たれることも多いが、そのテーマについてしっかりと話し合えるよう、細心の注意を払う。時には、講師がグループ内の調整役に回る。

講師が場を調整し、得られるものを明確に提示することで、程度の差はあれど、受講生は、「あぁ、これが学べた。気づけた」という成果物を得ることができる。

一種、すっきり感を得られるというべきかな。

それに対して、ワールドカフェでは、そういうすっきり感を私は感じなかった。

なぜなら、話し合いは完全に各グループに委ねられ、基本的には何が起きてもOKというスタンスだったからだ。
この点は、ワールドカフェのファシリテーターにもよって違うかもしれないが・・・

ワールドカフェを受講する前、参加者同士の活発な意見交流で、気づきが気づきを促進する場を想像していた。
そういう場面も多々あったのだが、うまくいく場面だけではなかった。

実際、こんなことが、私が体験したワールドカフェのグループ内で起こっていた。
  • 一人が独占して話す。または、殆ど発言しない人がいた。
  • グループ内の話し合いがテーマから逸れた。戻そうとしたが、また逸れていく。
  • 単なる雑談に興じてしまった。
  • テーマに対する問いが不適切という議論が始まってしまった。
ワールドカフェを終えて、私自身、色々と感じる事が出てきた。

話し合いが機能するのは、メンバーによるところが大きいのでないか。
そして、ファシリテーターがあまりに関与しないと、参加者の満足度はまちまちではなかろうかと。

そんな疑問を、ファシリテーターにぶつけてみた。が、「それでOK」らしい。

話が脱線するのは決して悪い方向ではないし、単なる雑談にふけるグループがいたとしても、ワールドカフェ的には、それも一つの風景と捉えることができるそう。

なるほど。
でも、うーーん。それって、どうよ。

数年間、公開セミナーを主催し続け、常に受講生が予想以上の気づきや学びを得てもらいたいとセミナー設計し続けた身には、ちょっと理解しづらいことが正直あった。

私がワールドカフェの創始者なら、「話し合いによって、このレベルのことまでは気づいてもらいたい」とどうしても設計してしまう。ファシリテーターによって、場を介入してしまうだろう。

そういう意味で、ワールドカフェには、なんかモヤっとしたものが残った。
「単なる話し合いと、何が違うのかな・・・」と

しかし、ふとワールドカフェを俯瞰して考えてみた。
全く違う視点から見たとき、全く違う風景が見えることに気がついた。



それは・・・

一人のファシリテーターがいて、周りを4~5人のテーブルが多数囲んでいる。
各テーブルはそれぞれの話し合いに興じてる。まるで、バラバラの音を鳴らしつつ、それでいて、調和がとれている感じもするオーケストラのよう。

上からみると、曼荼羅みたいかもしれない。

そこで、ファシリテーターは何をしているのか。
「私はジャッジはしない。ただただ観察しているだけ。」

あるフレーズが浮かんだ。
名著「神との対話」に出てくる「神」が著者に伝えたメッセージである。

そう。ファシリテーターが、その場を見守る神のような存在としたならば、
グループというのは、地球上に存在する各国・地域・コミュニティのようなものではなかろうか、と。

(予め、お断りを。神と一言でいえども、人によってそれぞれの観があると思うが、
私がここで思い起こす”神”は、この著書に出てくる”神”である)

私たちが住む地球には、様々な人種がいて、色々な考え方がある。
安全な場で友人と語り合っている場所もあれば、紛争が絶えない場所もある。

それぞれが世界をどう感じるかは、今、関わっている人たちとの関係によって違うし、環境にもよる。輪の中にいる人たちは、めいっぱい楽しんでいる人もいれば、やや不満を持つ人達もいる。

それは、ある意味、現実社会の姿だと思う。

その縮図を、私個人は、ワールドカフェに感じた。


ワールドカフェは、全員同じ成果を得ることを求めない、受け取り方もそれぞれの感じ方に委ねている。
確かに、通常のセミナーに比べると、すっきり感は得にくいかもしれない。が、逆にそれを心から受け入れることが、社会を、そして多様な人格からなる自分を受け入れることに繋がらないだろうか。

ワールドカフェの創設者の思い、意図がそこにあるかどうかは分からない。

が、あくまでも私にとってだが、ワールドカフェに参加し続ける、そして開催を続ける意義があるとしたら、そこである。

そんな思いを強くした。ワールドカフェの可能性に、ますます惹かれている。

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【告知も兼ねて】子育てワールドカフェ in 京都への思い

2010年1月21日 木曜日

昨年のコーチングフェスタ2009でのご縁をきっかけに、京都で開催するワールドカフェの運営に、私も関わることになった。

もともと、ワールドカフェにはとても興味があった。
私も詳しく知っている訳ではないが、一人の先生-複数の生徒という関係性ではなく、その場にいる参加者が生徒であり、先生で、それぞれの意見が場に貢献していくスタイルだと聴いている。

ワールドカフェを関西で受けたいと漠然と思っていたところ、こうやって運営に携わることになるとは、なんとも不思議である。

さて、今回のワールドカフェのテーマは「子育て」
私も、2歳児の母親である。

本当に、子育てを通して学ぶことは多い。
日々の生活では、思い通りにならず、ついカッとしてしまうことも多いが、
目先のことだけでなく、「子供には、こんな未来を創ってほしい」といった、大きな視点に経つと、本当に大きくて優しい気持ちになる。

そんなことを、真面目にかつ、深刻すぎずに話しあう場が欲しいなぁ~と、ずっと思っていた。

なので、今回のワールドカフェは、運営という立場ではあるものの、一人の母親としても、非常に楽しみにしている。

以下は、ワールドカフェ in 京都の告知文である。
今回は平日昼間の開催となったが、ピン!ときた人はぜひ!参加してほしいと思う。

ワールドカフェ

ワールドカフェ


ワールドカフェ in 京都

子供の成長を見守るママやパパ。子供たちの未来はママやパパが支えています。子育てには常に新しい発見や感動があり、その一方で悩みや不安もあります。

こんなとき、子育てを通しての体験や、日頃感じている思いや悩みを分かち合える場があれば・・・そう思ったことはないでしょうか?

今回、同じ思いを持った人たちと話し合い、自分が知りたかったヒントを得られる場を、京都(長岡京)で、「ワールドカフェ」という形で開催することになりました。


リラックスできる空間で、お茶やお菓子を楽しみながら、子育ての悩みや希望について対話します。
今までワールドカフェに参加された方々からは
  • 対話の中から得た新鮮な気づきや、ヒントを持ち帰ることで、日常への活力へとつながった!
  • 日常の体験や日頃感じている悩みや気持ちを対話していくことで、子供たちと新たな気持で暮らすきっかけが得られた!
そんな声を頂戴しました。

今回は子育て中のパパ・ママが気軽に来れるように、施設内の保育園と提携し、託児も出来るようにしました。

子育て中の方はもちろん、子育てや教育に興味がある人たちとの新たな交流も生まれるでしょう。

全国で少しずつ広がっている「ワールドカフェ」を、この機会にぜひ体験してみてください。

子育て中のパパ・ママが参加しやすいように、施設内の保育園と提携し、託児も出来るようにしました。

全国で少しずつ広がっている「ワールドカフェ」を、この機会にぜひ
体験してみてください。

もちろん、男性大歓迎です!(赤木も参加します)
また、独身・既婚・お子様がいない等、問いません。
(すでに、独身の方も参加予定です。)

どうぞお気軽にご参加ください。

ワールドカフェで何が得られるの?

worldcafe_2 リラックスできる空間で、お茶やお菓子を楽しみながら、
子育てに関する様々なテーマについて話しあっていきます。

ワールドカフェの特徴は、参加者全員が、参加者全員と
話が出来るようにすることです。

それにより、同じテーマでありながら、様々な人からの
意見や視点を聞くことが出来ます。
いろんな悩みや思いを共有しながら、未来に向けての気づき、
知らなかった情報などが手に入ります。

ワールドカフェについて、さらに詳しくは
→http://world-cafe.net/dialogue.html

子育てワールドカフェ in 京都

日時:2010年2月17日(水)10:00~13:00 (開場9:30~)

会場:長岡京市中央生涯学習センター
(JR長岡京駅 から徒歩2分)

定員:15名程度

参加費:
  • 通常参加費         3,000円(税込)
  • 託児付参加費 満2歳まで  4,500円(税込)
  • 託児付参加費 満3歳以上  3,500円(税込)
※ここでいう年齢は、2010年2月17日現在での満年齢です。

託児について

セミナー会場と同じ施設内にある保育園と提携し、そこで託児を
お願いすることになりました。

託児時間 : 9:40~13:10 (託児受付時間は9:40~10:00)

*託児希望の方は、別途メールで詳細をお伝えします。
なお、お子様の昼食は、持ち込みのみ可となります。

 ⇒ お申し込み、さらなる詳細はこちらから!

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