私には夢がない
この世界に生きて何十年にもなりますが、未だにちゃんと語れるものを持ってません。
問われるのも苦手ですね~。
「あなたのビジョンは?」
「この世界がどうなったらいいと思う?」
ほんのりと浮かぶビジョンらしきものはあります。
ただ、明文化して、高らかに宣言するものではないです。
どちらかといえば、目の前の「自分のやるべきことをやる」という方が、私にはしっくりきます。
この世界に住む人たち全てが、夢や希望を語れる世の中にしたい-
そう、声高に叫ぶ人もいますが。
単一の価値観で世界を塗り替えようとするのは、あまり好きではありません。
夢やビジョンに生きる人って、イキイキ輝いているイメージを持ちますし、私も憧れるときはありますが。夢やビジョンを描くのは、予定調和を生むとしか思えないと言った人もいました。
いずれにしても、万人に万能なものではないのですね。
- 夢を持つ人
- 淡々と目の前のことをこなす人
- ただ生きることに必死になる人
さまざまなカラーが織りなす世界に、私たちは生きています。
その中で、夢を語る人たちのエネルギーはビビットですね。
ただ、彼らのカラーが目立つ、光り輝くのは、そうではない人たちがいるおかげだからではないでしょうか。
お互いを尊重しながら、この世界の織物に、それそれのカラーが自然と織り込まれていけばいいなと思います。