女性はネットやメカに弱い?

私の世代でもある50代は、人生の途中で携帯電話やインターネットが登場した世代です。

1990年代にWindows95が登場し、家庭用パソコンが徐々に普及しはじめたのですが。
その当時、自宅でパソコンを所有する人といえば、男性しかもパソコンマニア(もしくはオタク)というイメージがあったように思います。

その頃の秋葉原といえば、日本最大級のパソコン電化街として名を馳せてました。
まだメイドカフェもAKB劇場も無かった頃です。

マニアの中には、パソコンを自作する人も多く!、部品やマザーボードを販売しているディープなお店も多々ありました。

なぜ、その頃のパソコンカルチャーを知っているかと言うと、私は当時としては数少ない女性パソコンユーザーでした。電化街(関西なので日本橋)へ出向いては、ソフトや周辺機器を物色していたのです。

さすがにパソコン自作まではしてませんが、興味本位で覗いたことは何度かあります。

そんなこんなで、同世代の中ではパソコンに詳しい方でしょう。
パソコンの中を開けてメモリを増設したり、必要ならばMS-DOSをいじったりしてました。

そんな話しを男性にすると、軽くドン引きされます。
世間一般のイメージは、「女性=パソコンやメカに弱い」と言ったところでしょうから。

インターネットの時代となってから、電話や訪問でネット回線のセールスを受けることが多々ありましたが。

「インターネット回線についてですが、詳しいひと・・・ご主人はおられますか?」
のっけから、「ネットに弱い人認定」を受けることもしばしばです。

まぁ、面倒なので私もソレにのっかり、「すいませーん。ネットのことは何も分からなくてー」と逃げてますが。

今はまだ何とか、インターネット関係のトレンドに、遅れ気味でもついてはいけてますが。
ただスマホに関しては、子供の方が詳しくて、時々操作を教えてもらったりしています。

年齢のせいもあり、複雑な設定はもうワケが分からなくなり気味です。

「昔は痩せてたんだから!」と、古い写真を見せて回るひとに苦笑してた自分も
「昔はネット関係に強かったんだから!」と謎のドヤ顔で胸を張る、イタイおばさんになったのかしら・・・。