カテゴリー:カルチャー

日本中いたるところに、Ｍマークが君臨していますが。野心家で、かつどこか憎めないレイ・クロックの姿が印象的でした。

言わずとしれた名作映画「砂の器」。観る者に人間の「業」の重さを突きつけます。なぜ、彼がその宿命を追うことになったのか、何を求められたのか、問いかけずにはいられません。

スタジオジブリから独立した二人が船出した作品で、応援の意味もかねて公開すぐに観に行きました。ひょんなところで魔法を使えるようになった女の子の姿をとおして、現代という魔法の世界について考えてみました。

観終わったあともすぐには咀嚼できませんでしたが、後から後からジワジワと染みてくる映画です。物理学、言語学、哲学・・・あらゆる要素を交えながらも、普遍的な親子愛も描かれてます。非常に多面的な映画でした。

ＳＮＳを絡めながら、就職活動中の若者たちの本音と建前を見事に描きました。リアルすぎて痛い作品です。

圧倒的な映像美と、響くジャズの音色。五感を大いに刺激されながら、夢と現実について考えた映画でした。