もったいないに、メスを入れて

コロナ渦が始まって、はや1年。冬が長い北欧のごとく、部屋で過ごす時間が増えたのではないでしょうか。
私もそうです。部屋に長くいるとなると、「ごちゃごちゃ」が気になってきます。

コロナ渦で、多くの人がそうしたように、私もに手を付けました。
「部屋のお片付け」

乱雑なリビングを今すぐ何とかしたいです。一足飛びに整理収納グッズを買い揃えたくなりますが。
その前に、やらなければいけません。

「コレ、いる? いらない?」

こんまりさん風に言うと「ときめくかどうか?」。
いずれにしても、必要なものとそうでないものとを仕分けなければいけません。

私は、断捨離はできる方だと思っていましたが・・・それは大いなる勘違いでした(苦笑)。
改めて見直すと、なぜ持ち続けているのか? 目的を見失っているモノも沢山ありました。
長年、定位置に収納されたものは、風景と化してます。

例えば旅行用のアイマスク。いざという時のために取っておこうとして、十数年。しばらくは海外旅行の予定もないですし、もし必要なら買いなおせばいいのですよね。

笑えたのは、10年前にマウイで着た水着。海水浴用の一着として、何の考えなしに保管していたのです。よく考えたらサイズが合わない(笑) しかもこの先、海水浴する確率は限りなくゼロに近い・・・

前例どおりに、順送りしていたモノがたくさんあったのです。

断捨離に手を付けはじめた頃は、コレ捨てたら後悔するかも!と、仕分けに時間がかかりましたが・・・徐々に、決断のスピードが上がりました。

「もったいない心」にメスを入れた結果、ゴミ袋がズラリと並んだのです。

必要かどうか分からない・・・とりあえず、ココに置いておこう。後で考えよう・・・日々の小さな保留の積み重ねが、決断力を鈍らせていました。

モノが少なくなり、部屋全体がシンプルになると、気持ちも随分変わるものですね。
エネルギーがみなぎります。
掃除がしやすくなるのも、嬉しい限りです!