【中学受験】スケジュール管理について
中学受験は親が9割
巷ではよく言われている、この言葉。
娘が中学受験を言い出した頃は、よそ事のように捉えてました。
というより、ソレが本当だったら大変だよなぁ~、あまり考えないようにしてたのが本音でしょうか。
程度の差はあれど、中学受験は親が関わる度合いは、高校・大学受験よりはるかに高いでしょう。
(小学校受験は、それこそ親が9.5割と聞きますが)
私も進学塾に通いはじめてからは、本格的に関与しはじめました。
それでも5年生の頃は、そこまで予定がタイトではなく、まだ少しゆとりがあったのです。
受験学年である6年生になってからでした。日々のスケジュール管理に頭を悩ませたのは。
受験専用のスケジュール帳とにらめっこし、まず最初に学校の時間割と、学校行事の予定を書き込みます。
次に、日時が決まり次第、以下の予定を書き込んでいきます。
- 塾の曜日(通常授業、週末講座も含めて)
- 塾主催のテスト日時
- 外部模試の日時
- 学校説明会の日時
- プレテストの日時
受験が近づくにつれ、願書受付期間や締切り日時が入ってきます。
(ちなみに受験が始まってからも、合格発表日や入学金納付期日などを把握しなければなりません)
以上だけでも、スケジュール帳はみるみる埋まっていきます。
予定のはざまの空白日時に、自宅での学習計画を立てました。
塾や学校の宿題、入塾までに既に終わっていた単元の自習、苦手単元の復習など。
「次の日は受験算数の授業だから、この日までに宿題を片付けよう」
「この日は、入塾までに習わなかった箇所をやろう」など
学校と塾のスキマに、ざっくりと埋め込みました。
とはいえ、日々の生活は突発的な出来事が生じます。
視力が落ちてきた、あぁそろそろメガネを作らなきゃ、髪の毛も切らなきゃ など。
狭いスキマに収納グッズを押し込むように、日常タスクのための時間も確保しなければなりません。
以上のタスクを大局的に眺め、適時スケジュールを抑えていく作業は、小学生にできるでしょうか。
親が教え込めばできるかもしれませんが、子どもたちはそもそも勉強に忙しく、時間がありません。
(学校の宿題も、高学年になると量的には侮れないのです)
さらに親の役割として、情報収集があります。
受験を考えている学校の情報、入試で出る問題傾向、模試や受験する学校までの交通手段など
事前に確認しておかなければならないことも、山のようにあるのです。
他には、体調管理やメンタル面を気にかけけるのも、親の重要な役割ですね。
このように、中学受験にまつわる膨大なタスクがあります。
「あなた勉強する人、わたしソレ以外全般を引き受ける人」と役割分担せざるえません。
アスリートが練習に打ち込みたいがため、日々のトレーニングメニューをコーチに任せるのと同じです。
まぁ、気の抜けない日々ではありましたが、適当な休憩は、娘が勝手にとっているようです。
キリがいいところでお菓子食べたりマンガを読んだり、Youtubeを見たりと・・・
頭をかるくする息抜きがないと、親子ともども煮詰まりますからね。