中学受験は突然に・・・

中学受験は突然やってきました。

「わたし、中学受験したいねん」
5年生になる直前の春休み、娘の一言で全てが始まりました。

「行きたい学校があるねん・・・わたし、頑張るから!」
何となくで言い出したことではなく、自分なりに考えての挑戦だそう。
何事においても、懸命に頑張ることは娘の成長に寄与するでしょう。
娘自らの意思を尊重し、一家あげて応援することにしました。

よし、家族一丸となって頑張るぞーーーー!
エイエイオー!と拳を突き上げてみたものの・・・

はてさて、まずは何をしたらいいのでしょうか?

そもそも、想定外のことだったので、さっぱり分かりませんでした。
中学受験の何から何まで。

たぶん、塾に通うのが定石だろうとみてましたが。
しかし、近くにどんな塾があるかも知りませんし、いきなり話を聞きに行ってしつこく勧誘されるのも嫌ですしね。

そもそも中学受験全般についての知識が無さすぎるので、まずはネットでリサーチをしてみました。

しかし色々な意見が乱立するわ、地域によっても事情が異なるわで、もう訳が分かりません。

様々な情報に体当たりする中で、おおよそのセオリーが見えてはきました。

  • 中学受験のための入塾は、小3の2月から
  • 中学受験専用コースがある、進学塾の集団授業がおすすめ
  • 夜遅くまで授業があるところが多く、塾弁は必須
  • 小学校で学ぶことと、中学受験塾で学ぶことは次元が違う。小学校のテストで良い点を取れる子も、進学塾の入塾テストでは散々な結果となりやすい
  • 中学受験塾に入る前、公文に通っていた子は有利である。(計算能力が公文で鍛えられるため)
  • 受験塾に入ると、宿題に追われる日々になる

・・・ざっと挙げて、こんなところでしょうか。

「学校の授業+αの難易度の勉強を頑張れば、なんとかなるのかなぁ~」とボンヤリ考えていたお花畑脳が、ガツーンとひび割れました。

しかも・・・後々これらは全て真実だったと身を持って知ることとなります。

あぁ、娘はガツガツ勉強する日々になりそうだ、と背筋が伸びる思いでしたが。
母である私も、傍観者ではいられません。

中学受験における最大のセオリー、それは・・・

「中学受験は親子の受験」
「中学受験は母が9割」

この手の文言が、アチコチで目に飛び込んできます!!

そんな大げさな・・・と、最初はたかをくくってましたが・・・
またたく間に、母である私も伴走を始め、二人三脚で駆け抜けたのです。

ただ、私の人生にとって、貴重な人生の体験になりました。

何より、勉強を通して、子どもたちは本当は学んでいるのか、どんな成長を遂げたのかを、この目でみることができたのです。

こちらのMAGAZINEで、この体験を少しずつ書いていけたらと思っています。