直観はウソをつく
言葉では説明できないけど、コレのような気がする・・・
胸のおくで起こる 小さなうずき
日々のなかで、私は直観を大事にしています。
ひとくちに直観といえども、キャッチの仕方はいくつかかあります。
胸にうごめくものもあれば、カミナリのような閃きで降りてくるもの、下からドーンと突き上げるものなどなど。
ここ10年は特に、直観と共に歩んできた日々でした。
直観のみちびきで、難を逃れた経験もあります。
そんな私ですが、何でもかんでも盲目的には信じてません。
なぜなら
直観はウソをつくからです。
厳密に言うと、こうですね。
直観がウソをつくのではありません。
直観を読み取る自分の判断を、ときどき見誤るのです。
頭ではコチラが正しいと思っていても、感覚的に何かが違う・・・
そんな経験は、誰しもがあると思いますが。
ニュートラルな状態であれば、直観をきちんと読み取れますが。
直観からのメッセージを、自分の都合のいい方向に解釈することが、どうしても起こるのです。
何も意図して、そうしている訳ではありません。
ほぼ無意識的に行われ、渦中にいるときは微妙な作為になかなか気づけません。
イタイ経験をいくつか経た今、直観と解釈のあいだに混じる”不純物”に気づくこともあるのですが。
気を抜けば、すぐフィルターの網の目をすり抜けます。
虫の知らせは頼りになるけど、解釈(エゴ)は盲信せず、といったところでしょうか。
人間に与えられた 直観という名のギフト。
ただ、それを使うのは未熟な私だということを肝に命じ、謙虚に活かしていければと思います。