稲妻は何の前触れもなく
それは、突然の稲妻でした。
「うそ・・・・これって・・・。」
ピキッと走り抜けたと同時に激痛が。
生まれて初めての出来事。何が起こったのかは分かったのですが、周りに助けてくれる人はいません。
「確か、しばらくは動かない方がいいと言ってたな。」
赤木が何度かぎっくり腰を体験していて、一時始終を思い出しました。
椅子に座り込んだまま、第一波が引くのを待っていたのですが。
10分以上が経過し、そおっと立ち上がってみました。激痛は免れませんが、ノロノロと歩くことができたのが幸いでした。
治療薬は日薬 - 一般的にそう言われるぎっくり腰です。
なんせ初めてだったし、自分の程度が重症なのかそうでないのかも分かりませんが。
どういう経過をたどったのか、記録として残しておきましょう。
ぎっくり腰初日は、とにかく痛かったの一言です。
立ち上がりの動作に激痛が走ります。
布団から立ち上がるのに一苦労で、壁など何かに掴まらないと不可能でした。
腰をおさえてヨタヨタと歩くのが精一杯。
これまでの人生での激痛ナンバー1は、帝王切開の術後だったのですが。
さすがにソコまでではないものの、涙がちょちょぎれる辛さではあります。
しゃっくりにもピクリと走ります。寝ているのが一番ラクですが、寝返りは打てないので、ひたすらジーッとするだけです。
痛みにもだえる身にには、初日1日がどれだけ長かったでしょうか。
あぁ、普通に動けることのありがたさが、弱ったココロに染みる・・。
しかし翌日になると、幾分動きやすくなったのが分かりました。まだ立ち上がりは痛むものの、普通に歩く分にはかなり痛みが減ったのです。
立ち上がるときの痛みは、3日目まで続いたでしょうか。
腰の痛みや違和感が完全になくなるのに、6日はかかりました。
あーーーっ、やっぱり大変だなぁ、ぎっきり腰は。
思い当たるフシは2つあるものの、はっきりとした原因は分かりません。
しかも何の前触れもなく、突然ピカッと走ったのですから・・・予知のしようもないのですが。
最近、筋トレにはかなり励んでいましたが、運動前後のストレッチはおろそかになりがちでした。身体の柔軟性も一緒に育んでいくことが、今後の教訓でしょうか。