赤い糸は出会わなければ存在しない
Amazonプライムで配信されている婚活バラエティ、「バチェラージャパン」はご存知でしょうか?
婚活バラエティなぞと鼻で笑っていた私が、暇つぶしに観てみたら最後、ハマってしまいました(笑)
バチェラージャパンとは?
アメリカで人気を博した婚活バラエティが日本に上陸。
内容をごく簡単にいうと、一人の独身セレブ男性(バチェラー)をめぐり、女性たちが火花を散らし合うというものです。最終的にバチェラーが一人の女性を選ぶ訳ですが。
シーズン1、3、4、そしてバチェロッテ(バチェラーの女性版)は全話観ました。
シーズン2だけ観ていないのは理由がありまして。
私がバチェラーシーズン1を観たときには、すでにシーズン2まで配信が終わっていました。
シーズン1のカップルがその後どうなったのかをネットで調べているうちに、シーズン2の結末とカップルのその後も知ってしまったのです。
バチェラー シーズン3以降は、リアルタイムで観ていました。
最新のバチェラーシーズン4にて、バチェラーを務めたのは黄皓さんという、中国出身の実業家です。実はこの黄皓さん、独身セレブ女性が一人を選ぶ「バチェロッテ シーズン1」では、参加者の一人でした。
フィットネス事業を成功させたイケメン男性なので、この人こそ次期バチェラーにふさわしいのでは?と、ネットで噂されていたら・・・なんと、その通りになった!ということです。
シーズン4はめでたく結末を迎え、選んだ女性と楽しい日々を過ごしているそうですが。
シーズン4の配信終了後、あちこちで黄皓さんのインタビュー記事を見かけました。
その中の一つの記事での黄皓さんの発言に、思わず頷くところがありました。
真実の愛は、「これが真実の愛だ」と信じて飛び込むことでしか見つからないものなんだと思います。とりあえず、都合よくどこかに落ちているものじゃないことは確かです(笑)。
他のインタビューでも、「このバチェラーという場で、結婚する相手を必ず見つける!」という意気込みで臨んだと言ってました。
運命の人というと、広いこの世界でたった一人、赤い糸と結ばれる相手というイメージがあるかもしれません。
前回のバチェロッテでヒロインを務めた女性は、「真実の愛を探しにきた」と言ってました。
まさに、たった一人の運命の人を求めにきたという姿勢だったのでしょう。
たった一人がこの中にいないのであれば・・・というのが彼女の物語でした。
それに対して、黄さんはある意味、現実的なのではないでしょうか。
私たちは誰かと結婚するとしても、現実的には「自分が出会う中で」選ぶことになります。
運命の相手は、たとえ広い世界の片隅にいたとしても、出会わなければ、存在しなかったのと同じです。
黄さんは、自分がバチェラーという場で出会った人を運命の人として愛する、そんな気持ちだったのではと思うのです。そもそも出会わなければ結ばれる可能性もないのだから、そこで出会った人が運命の人なのでしょう。
実際に結婚する相手は、社内や学生時代のクラスメートなど、人数が限られたコミュニティからというのが多いですよね。
ここではない、どこかにいる人を追い求めるのではなく
ここで出会った人を、運命に変えていく
それも大事なのかもしれません。
これは恋愛や結婚だけでなく、仕事においても。