悲しみの雲に覆われたとき、私たちはすぐに晴れ間を呼び戻そうとしますが・・・。悲しみを悲しみのまま、何も足さず何も引かずに受け入れる在り方もあるのではないでしょうか。小津安二郎監督の「東京物語」、主人公の佇まいから感じとりました。
何気ない会話のつもりが、不意討ちにアドバイスが飛んでくるときがあります。口ではありがとうと大人の対応しながらも、本当に自分のためを思って言ってくれてるのかなぁと訝しむことも多いですよね。
ツンデレのかぐや姫を追うように、一方的に乗り込むひとたちが絶えない富士山ですが。満身創痍、身体が悲鳴をあげる一方で、ココロがほぐれていくのを感じました。