ビジネス会計検定 3級取得
とりあえず実践!ということで、銘柄を選び、LINE証券の「ひとかぶ」にて100株未満で買っています。
今年は2つ資格を取得しました。
一つは前回もお伝えしましたが、ファイナンシャルプランナー3級です。
こちらは有名な資格ですね。
そして、もう一つ取得しました。
「ビジネス会計検定3級」です。
この資格は、企業の財務諸表についての資格で、1~3級まであります。
公式サイトによると、3級の到達目標は以下の通りです。
会計の用語、財務諸表の構造・読み方・分析等、財務諸表を理解するための基礎的な力を身につける。
そもそも、なぜこの資格を取得しようとしたのか? ですが。
私は今年から、ぼちぼち株式投資にチャレンジしています。
最初はチャート分析をもとに、株の売買をしていました。
ただ、時価というのは「その時々」の「企業の評価」として現れる株価です。
そもそも「その株価が企業の中身に対して妥当なのかどうかなのか」が、今現れている数値だけでは分かりません
例えてみれば、お見合いパーティにて、目の前に優しいイケメンがいるとしましょう。
いざ結婚を考えたとき、その人の稼ぐ力、借金がないかどうかの財務状況が分からないと、その先に進むかどうかが決めかねますよね。
そこで、広告や評判だけでは見えてこない、その企業の中身を把握するためにも、財務状況を知る必要があるのですが。
四半世紀ごとに発表される財務諸表をみても、数値の羅列に圧倒されるばかりでした。
そこで、今年後半から「ファンダメンタルズ分析」も独学で学び始めたのです。
ファンダメンタルズ分析では、上場企業から四半期決算ごとに発表される財務諸表を読み解くことが基本中の基本です。
財務諸表の読み方といった初心者向けの書籍は、いくらでもあります。
私も数冊買って読みました。読み終えたときは分かった気にはなるのですが、しばらくするとすぐに忘れてしまい、なかなか頭に落とし込めなくて困ってたのです。
そこで! もっと頭が吸収モードに入るやり方はないか・と思ったところ、見かけたのが
この「ビジネス会計検定」です。
ゼッタイ、3級に一発合格するぞ!
こぶしをかかげ、気合をいれることからスタートしました。
会社の経理もやっているので、財務諸表自体はなじみがあります。
各財務諸表の意義を再確認し、ROEや売上高利益率といった計算方法を頭に叩き込んで、試験に臨んだのです。
受験者をざっとみると、年代は20~30代の方が中心でした。
試験時間は2時間ですが、解き終えたら、早々と会場を出ることができます。
私はきっちり2時間かかりました。
勉強体力がひ弱な私に、2時間もの長きにわたり、考え続けるのは過酷でした。
残り10分ほどで解答を終えたのですが、見直しをしようとしても、もはや頭が動かないのです!
合格するか否か、自分では五分五分かなぁ・・と見なしてましたので、合格証書が届いたのは嬉しかったですね。
財務諸表をマスターしたい人には、この資格はおすすめです!
この資格を活かして転職をというのは難しいかもしれませんが、業務や投資などで財務諸表を目にする方は、「読み解くようになるために、資格を利用する」のも一つの手ではないでしょうか。