書くことは、あなたにどんな変化をもたらしたか?

この世界の片隅で、10年以上ものあいだブログをセコセコと書き続ける私ですが・・・

改めて問われると、答えに詰まりますね。

ただ、ブログを書く前と書き始めた後、ビフォーアフターはだいぶ違います。

ココロの動きを言葉にせず、ただ受け流していた頃。

今考えると随分、世界はぼんやりしていました。

 

ここ数年、私はブログで「こころのこと」を中心に書いてます。

とはいえ、特定の心理学に基づいたものではありません。

日々の出来事 そして 人間について - あくまでも朝比奈という人間から観た視点です。

友人は「考察」だといいますが、あえて、わたし的に表現すると「心察」でしょうか。

 

ブログを始めるということ

私にとって、日々の生活がその書く素材となります。

自慢ではないのですが、平凡を絵に描いたごとくが私の日常です(笑)

子育てに追われる毎日を面白おかしく語るブログが、巷で人気を博するように

ありふれた素材でも、視方を変えるとユニークさが炙り出されます。

何より、ツッコミどころ満載で尽きないのが、いつもココにあるからです。

人のココロという ザッツ・エンターテイメント

一人の人間のなかには、聖人君子から極悪人までのオールキャストが揃っています。

日々の出来事に反応して、様々なキャストたちが自分勝手にセリフを吐くのです。

常に目立つヤツの声は、否が応でも耳にしますが。

端役のささやきは、より意識しないと風のように去っていきます。

 

えっ、これってどういうこと?

なーんかモヤッとする、釈然としないなぁ・・・

泡のように湧き上がる 日々の感情や思い

消えゆく前にスポットライトを当て、あえて言葉にします。

「こんな不満を隠しもっていたのか・・・」

「この思いを、瞬時に観ないようにしていたのか・・・」

我ながら、驚くことの連続です。

ぼやっとしたものを、言葉というナイフで切り分けて

潜在意識に落ちる前にすくい取ったものを文章に変え、自分や世界への気づきにつなげます。

 

何気ない日々のココロの動きに目を向けて、それをブログで「見える化」する。

そう、書くことを通して、ぼんやりした視界が少しずつクリアになりました。

いかに自分が泥くさくも懸命に生きているか・・・愛しさやら、可笑しさやらがこみあげてきます。