文章のうまさと心に残るのは微妙に違う
自分もブログを書いてみたい。
できれば読む人の心に響くようなモノを書いてみたいなぁ。
でも、どう書いたらいいか・・・書き方が分からない、と。
何かを発信してみたいと思いつつ、一歩踏み出せない人から幾度か相談を受けたことがあります。
どうしたらうまく書けるのか、その方法を模索するときに、です。
まず最初に思い浮かぶのは、コレではないでしょうか。
上手に文章を書くこと。
つまり文章テクニックや、書き方のノウハウですね。
確かに、文章力は大切ですし、ある方がずっとが良いでしょう。
ただし、です。
もし「うまく書く」の真意が、読む人の心に響かせたいのだとしたら・・・ソレだけではないのです。
読む人の心に残るブログ、繰り返し読んでみたいと思わせるブログ。
これらは必ずしも文章がうまいとは限りません。
文章は荒削りでも、グイグイ読ませるブログが存在するからです。
「思わずクセになるブログを」と考えるとき、「文章力」以外にも大切な要素があります。
その著者ならではの モノの観方 と言っていいでしょうか。
一言でいうと、ズバリ!
「視点」です。
そのブログ著者のフィルターや世界観であり、そこには人生経験や価値観などが凝縮されています。
例えば、子育てについて思うことを書くとしましょう。
テーマは同じでも、人によって「思うところ」はかなり異なります。
世間一般でよく言われることを、理路整然と分かりやすく書ける人もいるでしょう。
一方で、その人ならではの子育て観
「へぇぇ~、こんな考え方もあるのかぁ。」と、独自の思想で書きあげる人もいます。
良い悪い、共感できるか反感するかは別として、です。
あくまでも「その人らしさ」「心に残るか」という視点で観るならば・・・
どちらに軍配が上がるかは、明確だと思います。
自分はどんな時に、感情が感覚がどよめくのか。
他の人は素通りすることでも、あなたはなぜ、反応してしまうのか。
見過ごされがちな心のつぶやきにツッコミを入れ、言葉に置き換えると。
あなた独自の”モノの観方”が浮き彫りになるではないでしょうか。
様々な人生経験を通して創り上げてきた あなたのフィルター
そこから映し出す世界 それは
あなた以外の人は観ることができない、唯一無二のものですから。