コーチングを受けるとどうなるのか?

Achievement

今、自分が置かれている状況が客観的に分かる

「迷子の法則」というたとえ話があります。人が迷子になるのは、次の3つの条件が揃ったときです。

  • 1. どこに行ったらいいかが分からない。
  • 2. 今どこにいるかが分からない。
  • 3. 行き方が分からない。

視界が悪いまま動くと、同じ場所をぐるぐる回ったり、一歩も進めなかったりします。このような状況は、人生でもよくあります。目標を見失い、現在地が分からず、自信を持って行動できないこともあります。

そのようなとき、コーチングが役立ちます。
コーチと対話しながら、自分の現在地や進行状況を整理し、状況を客観的に把握することで、安心感と行動意欲が湧いてきます。
これが目標達成に向けて非常に重要です。

自分一人では気づくことができない考えや価値観にハッとする

クライアントが視野を狭くする原因の多くは思い込みです。本人が気付かない透明な信念とも言えるもので、自分で作り出した霧です。
コーチングでは、疑問を持ったことがない考えや価値観を問います。クライアントが「当たり前」と思っていた考えを見直し、思い込みから解放される姿をよく見かけます。

クライアントが自分一人では気づかない自分の姿が分かる

「コーチは鏡である」という表現があります。
これは、コーチがクライアントの状態を率直に伝えることを意味します。たとえば、「あなたは今、こういう状態にいるように見える」と言うようにです。寝癖に気づかなければ、他人の視線の理由が分からないのと同じように、コーチのフィードバックで自分の状態を知り、改善できます。

また、コーチはクライアントの姿を肯定や否定せず、事実として伝えます。
これには、クライアントが気づいていない才能や能力も含まれます。過度に褒めることなく、ただ事実を伝えるのです。

自分をどう観るかが、よりニュートラルになる

「自分をあるがままに見る」ことを大切にしています。多くの人が、自分を正しく認識できていないからです。

たとえば、「自分は引っ込み思案だ」と思う人がいます。しかし、それが正しい自己認識とは限りません。「引っ込み思案ではない」というのも正解ではありません。正しくは、「引っ込み思案になるときもある」ということです。
また、引っ込み思案であることを否定的に捉える人もいますが、それも正しくありません。引っ込み思案であることも積極的であることも、どちらも良い悪いの評価をせず、性質の一つです。
コーチングでは、その時々の自分をあるがままに見ることを促します。

着実に、新しい自分へと更新していける

自分のものの見方に気づくと、日常生活にさまざまな変化が現れます。コーチングを続けると、日々の変化にも気づきやすくなります。

「こんな気づきがありました」「ここが変化しました」といったことをセッションでコーチに話します。
コーチはそれを承認するだけでなく、その気づきや変化を今後の自分や人生にどう活かすかをクライアントと確認します。

コーチングセッションでは、このサイクルを繰り返します。
その好循環の中で、新しい自分へと着実に更新していけることが、コーチングの大きな道筋です。

         
            
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