【エッセイ32】思い通りに進まないときは
文章を書こうと思っても、なかなか書けない。
集客しようと思っても、なかなか声を掛けられない。
こうしたいのに、それができない。
そんなときはありませんか?
僕自身もあります。
そんなとき、これまでは「なんでできないんだ!」「あ〜、イライラする!」と腹が立つことばかりでした。
しかし、最近は思い通りにいかないなぁと思ったとき、「今、頭の中にどんな声が流れているだろう?」と問いかけるようになったのです。
そうすると、見えてくるんですね。
そう、自分を責める声が。
自分Aが自分Bを責めるので、自分Bが萎縮して動けなくなっていたんです。
そのことが分かってくると、責める代わりに
「今、どんな状態なの?」と自分Bに尋ねるように変わってきました。
自分Bは信頼されていると感じるからでしょうか、案外、サクサクと動き始めるんですね。
文章だと、書くことが決まっていなくても、ペンを持ってノートに向かうと勝手に手が動き始めるようになり、
集客だと、案内文を書いたり、人に送ったりするときの億劫さが減りました。
信頼すると、それに応えてくれる。
親子でも、上司部下でも、自分自身でも同じなんでしょうね。