【SOMA4】招待講師型アプローチとは?
このコラムでは、6つのオフラインマーケティングアプローチ(SOMA)について解説します。
1)トップセールス型
2)講師型
3)コミュニティ型
4)コラボレーション型
5)キーパーソン型
6)ギルド型
第4回目は、2)講師型アプローチの続きです。
前回は、自主開催講師型アプローチについてお伝えしました。
今回はもう一つの講師型アプローチ、招待講師型アプローチです。
2-②:招待講師型アプローチ
集客や運営は主催者が行い、自らは講師だけをするというアプローチです。
企業研修も多くの場合、このアプローチになります。
招待講師型アプローチのメリットは、集客や運営に時間が取られないので、コンテンツを作ることに専念できることがあげられます。
ただし、自主開催講師型アプローチとは違って、まったく自分の好きなようにするわけにはいきません。
招いてくれた主催者が求めていることを加味しながらコンテンツを作る必要があります。
元々、研修講師をしていたという方であれば、そこにコーチングのコンテンツを付け加えるだけなので、比較的始めやすいアプローチです。
異業種交流会や税理士など士業の勉強会などに講師として呼ばれて、1~2時間話をするという場合もあります。
交流会や勉強会を主催している方は、いつも講師を探しているといっても過言ではありません。
主催者に、自分がコーチをしていることや、コーチングの話ができることを伝えておくと、彼らから話をしてほしいというオファーをもらう場合があります。
主催者が求めていることを知り、自分が提供できることとマッチングすると分かれば、ぜひ伝えてください。それは決して自分勝手な売込みではなく、主催者にとっても、そこに来る参加者にとってもプラスになるからです。
自主開催講師型か招待講師型か、どちらのほうが簡単か難しいかというのはありません。
しいていえば、難しさの種類が違うということです。
自主開催講師型アプローチは、中身を作るだけでなく、集客も運営もしなくてはいけないので、中身を作ることだけに時間を割くというのが難しくなります。
一方、招待講師型アプローチの場合、いい加減な内容だと主催者のメンツにかかわりますので、高いレベルの内容が求められます。
こう書くと、どちらのアプローチも難しそうだなと思われるかもしれません。
確かにその面もありますが、逆に言うと、受講生に満足してもらえるコンテンツができてしまえば、あとはさほど労力を必要としません。かつ、やればやるほど改善点も見つかり、ブラッシュアップするので、どんどん良いものになっていく。口コミも起きやすくなる。というポジティブスパイラルに入ります。
2種類の講師型アプローチを取り入れて、あなたのことを多くの人に知ってもらう機会を作ってみてください。