【SOMA5】コミュニティ型アプローチ その1~コミュニティ参加型
このコラムでは、6つのオフラインマーケティングアプローチ(SOMA)について解説します。
1)トップセールス型
2)講師型
3)コミュニティ型
4)コラボレーション型
5)キーパーソン型
6)ギルド型
第5回目は、3)コミュニティ型アプローチについてお伝えします。
前回の講師型アプローチは、自主開催講師型と招待講師型の2つにアプローチが分かれましたが、
このコミュニティ型アプローチも、2つに分かれます。
その2つとは、
3-①:コミュニティ参加型
3-②:コミュニティ主催型
です。
今回は一つ目の
コミュニティ参加型アプローチについてみていきましょう。
コミュニティ参加型アプローチとは、分かりやすく言うと、異業種交流会や勉強会といったコミュニティに参加して、そこでつながった人たちが結果的にクライアントになるというものです。
ただし、注意点があります。
あくまでも「結果的に」クライアントになるのであって、クライアントを見つけるためにコミュニティに参加するというのは本末転倒です。
これは、3-②:コミュニティ主催型でも話しますが、あなたが主催者だったとしたら、自分のお客さんになる人を探すためだけにコミュニティに来る人を歓迎するでしょうか?
おそらくしないでしょう。
では、どんな参加者だったら、あなたのコミュニティに歓迎するでしょうか?
- コミュニティの価値を高めてくれる人
- コミュニティを活性化してくれる人
そんな人ではないでしょうか。
大切なことは、あなたが、
「このコミュニティに貢献したい!」
と思えるようなコミュニティに参加することです。
勉強を主体とするコミュニティだったら、本当にそれを学びたいのか?
交流を主体とするコミュニティだったとしたら、そこにいる人たちと一緒にいたいと思うのか?
まずは、クライアント獲得は一切考えず、純粋に参加したいコミュニティであることが大事です。
そして、そういうコミュニティが見つかれば、今度は、主催者をサポートできることはないか考えてみてください。
定期的に勉強会を開催しているところでは、講師を探しているかもしれません。
だとしたら、コーチングについて話ができることを主催者に伝えてもいいでしょう。
また、参加者が多いけれど、フォローする人が少ないコミュニティでは、幹事や連絡係を買って出てもいいでしょう。
「コミュニティの発展に貢献する」
この姿勢でコミュニティに関わることで、あなたはコミュニティの中で価値ある存在となります。
そして、あなたが何をしている人なのかと、興味を持ってくれる人も増えてきます。
そうして、コミュニティ内であなたの存在が知られることで、結果的にあなたからコーチングを受けたいという人が現れてくるでしょう。
次回は、3-②:コミュニティ主催型についてお伝えします。