【SOMA6】コミュニティ型アプローチ その2~コミュニティ主催型

このコラムでは、6つのオフラインマーケティングアプローチ(SOMA)について解説します。

1)トップセールス型

2)講師型

3)コミュニティ型

4)コラボレーション型

5)キーパーソン型

6)ギルド型

 

第6回目は、3)コミュニティ型アプローチの続きです。

 

コミュニティ型アプローチには、

3-①:コミュニティ参加型

3-②:コミュニティ主催型

があり、前回は、一つ目の「コミュニティ参加型」についてお伝えしました。

今回は、コミュニティ型アプローチの二つ目、「コミュニティ主催型」についてお話します。

 

コミュニティ主催型アプローチとは、異業種交流会や勉強会といったコミュニティに単に参加するのではなく、コミュニティの主催者、運営者になることで、そこに参加してくれた人たちの中から、クライアントになる人が出てくる、というものです。

ただし、今回も注意点があります。

コミュニティ参加型と同じく、あくまでも「結果的に」クライアントになるのであって、クライアント獲得を目的にコミュニティを主催するのではありません。

 

「3-①:コミュニティ参加型」で書いたことと立場は変わりますが同じです。

つまり、あなたが参加者だったとしたら、自分のお客さんになる人を探すためだけにコミュニティを主催、運営している人のところに参加し続けたいでしょうか?

おそらく参加しなくなるでしょう。

 

では、どんなコミュニティだったら、あなたは参加したくなるでしょうか?

私自身、これまでに、数多くのコミュニティに参加してきましたが、

  • 同じ興味関心を持っている仲間と出会えた場
  • 参加者同士から刺激を受けた場

は、何度も繰り返し参加してきました。

 

コミュニティの形としては、勉強や交流を目的としたものが一般的です。

対面でのコミュニティが一般的でしたが、最近では、オンラインサロン形式のコミュニティも増えています。

 

コミュニティを主催する上で大切なことは、

何よりもあなた自身が、いち参加者として、

「このコミュニティに参加し続けたい!」

と思えるようなコミュニティを主催し、運営することではないでしょうか。

 

勉強を主体とするコミュニティだったら、参加者と一緒に学びたい内容なのか?

交流を主体とするコミュニティだったとしたら、この人たちと一緒にいたい、また会いたいと思うのか?

 

まずは、クライアント獲得は一切考えず、純粋に主催者自身が、参加したいと思うコミュニティを作ること。

 

「コミュニティの発展に貢献する」

 

この姿勢でコミュニティに関わることは、「コミュニティ参加型」も「コミュニティ主催型」も全く同じです。

主催者は、コミュニティの中心存在であり、ハブです。

コミュニティに参加してくれるメンバーが価値を感じる場を作ろうとしている主催者は、とても魅力的に周りからは見えます。

そうすれば自然と、コミュニティ主催者以外のあなたの別の顔にも興味を持ってくれるメンバーが出てきます。その結果、あなたからコーチングを受けたいという人が現れてくるでしょう。

 

次回は、4:コラボレーション型についてお伝えします。