質疑応答　－　この四字熟語を分解してみると・・・
書いて字のとおり、質問・疑問に応じて答えるという意味ですよね？

さらーっと言ってみましたが、この四文字の組み合わせは実によく出来てるんですよ！　

それに気づいたとき、とてもコーフンしました！　こんなに見事な四字熟語はナイ！

はは(^^) このおじさん、何言ってるの？
・・・って、ドン引きしたでしょう？

まぁともかく、ココは重要なポイントなので、詳しくお話ししますね。

質疑応答のなかの、「質」と「疑」についてですが・・・
って、レイコさん、ポカンとしてますが大丈夫ですか？

「質問」と「疑問」
レイコさん、この２つの違いは分かりますか？

そうですよね。日常では、両方の区別なく質問していますから。

私も改めて、ネットの辞書で調べました

質問 – わからないことや知りたいことなどを問いただすこと。また、その問い。
（日本国語大辞典より）

疑問 – 1 うたがい問うこと。「疑問を発する」
2 本当かどうか、正しいかどうか、疑わしいこと。また、その事柄。
（デジタル大辞泉より）

この２つの違いはどこにあるか？　レイコさん、分かりましたか？

そうですね。だいたいソレでいいと思います。

まず質問の方から説明しますね。単純に分からないから尋ねるのは、質問です。
一番多いのは、「確認のため」ですね。
セミナーの場でいうと、「○○ということでいいでしょうか？」
「これは、こういう場合に使うのですか？」

そう、講師が言ったことに対して、確認をとりたい場合ですね。答えは、はい、いいえのどちらかになります。

セミナーの質疑応答では、「○○ですか？」「はい、そうです！」でやりとりが終わることも多いですよね。

講師がセミナー中に言っていたことをもう少し分かりやすく教えてほしくて、質問する場合もありますね。

あとは、純粋に講師の意見を聞きたくて質問したりします。
「この場合はどうしたらいいですか？」など。

これらに共通するのは、分からないことを単純に聞きたくて、相手に尋ねているという点です。
ざっくりではありますが、大体の「質問」に対するイメージを掴んでいただけたらと。

そう。質疑応答がニガテという人は、質問ではなく疑問にこたえるのが苦手なのが大半です。ちょっと長くなってきましたので、つづきは次回で！