【質疑応答トーク２】緊張せず受け答えできたら・・・
突然の質問にたいして身構えてしまい、とうてい満足できない受け答えしかできなかった。落ち着いて受け答えできたら、もっと気の利いたことが言えたのに・・・そんなクヤしい経験は、お持ちではないでしょうか？
レイコ
講師としてセミナーすること自体は、少しずつ慣れてきたのですが、質疑応答の時間になると、身構えてしまうんです
ははは、それが普通ですよ
赤木
レイコ
でも、質疑応答がうまい講師の方は、どんな質問にもゆとりを持って答えてますよね
ふむふむ
赤木
レイコ
私も質疑応答を受けるとき、落ち着いて、リラックスして・・と自分に言い聞かせるのですが、なかなかうまくいかなくて
それが、余計に苦手意識を生むんですよ
赤木
レイコ
えっ
セミナー中に質問されたり、上司から突然質問されたり。そういうシチュエーションは、そもそも緊張感があるものです
赤木
レイコ
まぁ・・そうですが
普段のように、リラックスして受け答えができれば・・と思うこと自体が間違っているのです。
赤木
レイコ
でも、赤木さんはゆとりを持って、質問にこたえてますよね。
いや、やはり緊張はしますよ、フツーに。長年、４時間まるごと質疑応答だけのセミナーをしていますが、普段どおりって訳ではないです
赤木
レイコ
えーーっ、そうだったんですか！ てっきり、余裕だと思ってたのですが
そりゃ、最初の頃のようにガチガチではないけど。リラックスして、ではないです。それこそ、どんな質問が飛んでくるか分かりませんし、少しは身構えますよ。
赤木
レイコ
なんだか、ホッとした・・・というか、多少、緊張しても、受け答えできるってことですか？
さっきも言ったとおり、緊張して当たり前なんです。同じ質問をうけたとして、リラックスしていれば100％満足できる受け答えが出来たとしましょう。質疑応答の場では、よくて70%。50％くらいしか答えられなくても、普通なんですよね
赤木
レイコ
普段の50％・・・そんな受け答えでいいのですか？
それでイイというよりも、まずはそういうものだと思ってください
赤木
レイコ
はぁ・・・
質疑応答の場は、普段より受け答えの質が落ちて当たり前です。そこを認識した上で、緊張した場面でも、ある程度の受け答えができるようにすることが大事なのです。
赤木
レイコ
まぁ・・・たしかに・・・
そのあたりのコツを、これからお話していきますね
赤木
まとめ
質疑応答の場で、リラックスして受け答えできればいいなぁ、と思いませんか？ しかし、その理想が質疑応答を苦痛なものに変えてます。普段の50%くらいの受け答えで上出来と、ハードルを下げてみることが大事です。
