ヒロはコーチングをスクールで学び始めて、大きく3つの学ぶべき要素があることを知った。
コーチングセッションでヒロが傾聴をするとき 相手の話を聴くとき、 ヒロは相手の話を聴こうとはしていなかった。
ヒロはカウンターの席に一人つくと、マスターに挨拶をした。以前ミヤモトに連れてきてもらったあのバーに、ヒロは今日は、ひとりでやって来た。
この時ヒロは決意をした。 見てろよ! 絶対….絶対、コーチングで成功して見返してやる。自分が言ったことを後悔させてやる!と。
季節が変わるころ、ヒロは勤めていた人材育成の会社を退社した。会社の仲間たち、上司たちはみなヒロが去るのを惜しんでくれた。