クライアントインタビュー
Client InterviewクライアントインタビューVol.7 ~ E・Sさん
プロコーチとしてグローバル企業にて組織・人材開発スペシャリストとして関わる傍ら、大学客員講師にてグローバルマインド、アサーティブコミュニケーションを英語で担当。
クライアントインタビュー
クライアント: E・Sさん
インタビューアー: 赤木広紀
あぁ、この人は自然体なんだなぁと感じました
たくさんコーチがいる中で、私をコーチとして選んでくださった理由を教えてもらえますか?
コーチの資格を保持するために、プロのコーチをつけてなくてはいけないという条件があったんですね。面倒だなと思う気持ちも多少はあったのですが(笑)、どうせなら、自分が本当によかった!と思える人を探そうと。 で、CTIジャパンのコーチ紹介ページを検索して、アッキーを見たのが最初です。そこからアッキーのホームページにアクセスしたのですが、あぁ、この人は自然体なんだなぁと感じました。
自然体・・・そういう風に感じてもらったんですね。
えぇ。本来の姿、本来の自分というのを、この人だったら見つけてくれるんじゃないかと思ったんです。ホームページに書いてあったことがしっくりきて。。キレイ事ではなくて、空気みたいな感じでストンと腑に落ちました。 ぜひぜひ、ということで勇気を出してメールしました。それがご縁ですね。
実際にコーチングを受けてみて、どんな変化がありましたか?
最初の頃は、セッションごとに「私は何を得られたのか?」とか、自分のことばかり注目していました。 もともとせっかちで黒か白!という極端な性格なので今日はコレを持ち帰れた! という手応えが強く感じられないセッションがあった日は、正直、悶々とスッキリしなかったこともあります。 実はその悶々さが後々になって、ものすごく大きな気づきと学びの発端となっていました。
どういう気づきにつながったんですか?
アッキーのセッションを続けることで、そういう風に思ってしまう自分がいることに気づきました。例えていうと、色がないものを、コレ、何色なの?と答えを求めていたという感じでしょうか。「全てのことに意味がなくてはいけない」とか、「答えがなくてはいけない」という価値観を強く持っていたんでしょうね。 最初は、答えがすぐに出ない焦りもあったけど、だんだんと「あぁ、コーチが言ってたことはコレなのか」と、自分の中でジワジワと時間をかけて気づけるようになったのです。
俯瞰的に自分を見れるようになりました
待てるようになってきたと。
そうですね。本来の自分ってものは、そんなに簡単に出てこないし、たった一つの色じゃないんですね。セッションを重ねていく中で、「あぁコーチングって何て素晴らしいものだろう!」と実感出来るようになってきましたね。
ジワジワというのは、セッションとセッションの間に気づきが起こるという感じですか?
セッションの中で、いくつかの問いが潜在意識の中に埋め込まれて、数日後、例えば朝起きたときにフト出てくるんですね。まだせっかちなところもあるけれど、やはり以前の自分とは違いますね。俯瞰的な立場で自分を含め沢山のことをみることができるようになりました。 「本当の自分は何て言ってるかな?」 「本当の自分が考えてることは?」とか、自分に還るきっかけをもらえました。
もともと、感性豊かな方だと思っていましたよ。
そう、本当は直感的な人間なんです。ただ、直観だけで動いている訳ではなく、必ず客観的な自分もそこにいます。それに、アッキーは色んな話をしてくれるじゃないですか。感情はコントロールするのではなく、車窓の風景のように眺めれば流れていくとか、色々と話をしてくれたことが今も活きてますよ。
そんな話もしましたね。でも、よく憶えてますよね! セッション始めた頃も、スポンジのような吸収力を持つ方だなぁと思ってましたが、それは今も変わりませんね。
実は私、中学のときにアメリカに行った頃から、自分のことをスポンジって言ってたんですよ。スポンジって、絞り出そうとしなくてもポタポタ漏れてくるくらい全てを吸収するじゃないですか。 とにかくジャッジしないで、あらゆるものを吸収しようとしていた時期があったんです。それが私の根底にあるんですね。吸収よりも、とにかく早く成果を出さなきゃ!という時期もあったけど、コーチとのセッションによって、本来の自分、またスポンジの自分に戻れました。
そうだったんですか、シンクロですね! 何気なくスポンジという言葉が出てきたんですが、Eさん自身、自分のことをスポンジって思ってたんですね。他にどういう変化がありましたか?
沈黙が前より怖くなくなりましたね。アッキーの間のとり方って、すごく絶妙だと思います。ちょうど私がちゃんと答えが出るくらいの時間まで、間を取ってくれますよね。それが私はすごいなぁと思うところです。日常の人間関係の中での「間のとり方」というのはアッキーから学んだんだなぁと思ってますよ。
アッキーとのコーチングセッションは、魂と魂がふれあうダイアログ
いや、嬉しいですね。
それだけでなく、私を信じてくれてるチカラ、ラポールがね、早い段階で感じました。私という人間を本当に本当に受け入れてくれているというのが、分かるんですね。
今もそうなんですが、「Eさんは本当に大丈夫なんだ」って僕は知っている。そんな感じだったんです。空気が自分の周りにあるってことを信じているんじゃなくて「知っている」。それと同じ感覚ですね。最初にEさんと話したときに感じた気持ちが、お話を伺っていてよみがえってきましたよ。
周りからは、よく丸くなったって言われますね。まだ刺々しいところとかあるけれど、コーチングのおかげで、角みたいなのがとれてきました。「あぁ、私ってすごいんだ、大丈夫なんだ」っていうことを思い出させてくれる場所があるから、 優しくなれるし、丸くなれます。 そう、アッキーとのコーチングセッションは、コーチングのためのコーチングじゃなくて、 人間と人間、魂と魂がふれあうレベルでのセッション・・・ダイアログですね。だから、コーチングをしているって感じがしない!
魂と魂が触れ合うダイアログ・・・確かにそんな感じのセッションでしたね。
私の中ではそれが真実だから、アッキーと話すると安心するし。感謝してます。
本当に、もったいない言葉をいっぱいもらって、なんだか照れますね(笑)。 ところで、もし僕を紹介するとしたら、どういう人がいいと思いますか?
アッキーはビジネスコーチングもできるけれど、一番しっくりするのは、ライフコーチングですね。問題解決のためのコーチングというよりも、本当に自分自身と向き合うとか、何が私を本当に幸せにするんだろうとか、そういう根本的なところを扱ってほしい人かな。 アッキーとセッションすると自分自身を再発見できるので、人生のターニングポイントに差し掛かっている人にもいいと思います。 私自身の経験でいうと、自分とのコネクションが深まったら、自分がいるべき場所や、するべきこと、そして一緒にいる人達は誰であるべきなのか、全てが明確になり自然にそういう環境にいるようになりました。だから自己実現は可能だし、ものごと全てが絶対にうまくいくんですね。
インタビューを終えて
Eさんとの出会いは「ホームページを見たのですが、コーチングを受けたいです」という一本のメールでした。遠方だったので直接お会いすることなくコーチングセッションがスタートしました(結構、よくあることですが)。
セッションを重ねるたびにどんどんものの見方や捉え方、感情が変化していくEさんに、変化することに対するとても大きな勇気に「スゴイ!」と何度も驚いた体験があります。
「変わりたい!」と思ってコーチングを受けても「やっぱり変わりたくない」という気持ちが出て、なかなか前に進まないということはよくあります。
けれどもEさんは、私も(もしかしたらEさん自身も)思ってもみないようなスピードで変化していきました。
「人は自分が思う以上の存在になる」
そんな人間の可能性を再確認させてくれたEさんとのコーチングセッションでした。